ガーデンライトの特徴やメリットは?選び方のポイントは?
■ガーデンライトとは ガーデンライトとは、その名の通りガーデン(お庭)に設置する屋外用のライトのことです。 一言にガーデンライトといっても各社さまざまな製品を出しており、それぞれ違った個性があります。 ガーデンライト市場は伸び続けており製品選択も多様になってきていますので、検討するとなると調べるだけで結構大変です。 まずなにから調べればいいか分からない方のために、当ページではガーデンライトを分かりやすく!解説します。 ■ガーデンライトの役割とメリットとは ガーデンライトには大きく分けて3つの役割があります。 その3つとは、1.機能性 2.空間の演出 3.防犯です。 機能性 まず機能性は、夜に暗いお庭を明るく照らすことによって安全性を確保する役割です。 明かりがなければ夜にお庭を歩くだけで危険ですよね。ライトの最も基本的な役割となります。 空間の演出 次に空間の演出です。お庭を綺麗に見せる場合、植栽やタイルなどにもこだわりますが、同じくらい重要なのがライティングです。 夜のお庭はライトの位置・当て方によって全く見え方が変わり、雰囲気ががらっと変わります。 ガーデンライトのトップメーカーであるタカショーでは、「ライティングマイスター」という認定制度を実施しており、ライティング技術の向上に努めています。 さらに毎年「光の施工例コンテスト」を行っており、多くの施工例からトップが選ばれます。 下記リンクより色々なライティングや過去の受賞作品も見ることができるので、ぜひ一度覗いてみてください。 タカショーライティングマイスターについて ※タカショーホームページに移動します 防犯 そして3つ目は防犯です。照明の光は防犯面でも威力を発揮し、特にセンサー付き防犯用ライトが防犯においてはおすすめです。 点灯するだけではなく、点滅して威嚇するモードがある製品もあります。 【リクシル】LSJ-1型 フラッシュ防犯灯タイプ 【リクシル】LSJ-2型 フラッシュ防犯灯タイプ ガーデンライトの役割は別ページで詳しく解説しておりますのでよろしければご覧ください。 エクステリアにおけるガーデンライトの役割とは ■ガーデンライトの種類 ガーデンライトは大きく分けると2種類に分かれます。 それは電圧の違いになり、ひとつは通常の家庭用電圧の100Vライト。そしてもうひとつが低電圧(主に12V)のローボルトライトです。 なぜ2種類の電圧が用意されているのでしょうか。 ローボルトのメリット・デメリットを元にご紹介します。 家庭用電圧(100V)とローボルトの違い 家庭用電圧の100Vライトの場合、作業に危険が伴うため、設置する場合には「電気工事資格」が必要になります。 それに対してローボルトライトは低電圧となります。12Vが主流ですが24Vの商品もあります。 水道の蛇口で例えると、100Vは水を勢いよく出している状態で、12Vは水をチョロチョロと出しているイメージでしょうか。 ローボルトは低電圧のため感電しにくく、危険性が低いことから、無資格の一般の方でも作業を行うことができます。 ローボルトのメリット ローボルトライトは消費電力も低く、ランニングコストも少なく済みますので、ご家庭で使用するのであればローボルトライトがおすすめです。 ローボルトライトの登場によってガーデンライトの裾野は大きく広がり、DIYでお庭をライティングする方も増えてきています。 ガーデンライフや生活環境の変化で、自分でライティングをカスタマイズできる点もポイントの一つです。 ローボルトのデメリット 一般住宅の外部コンセントの電源は100Vになっているため、これに直接ローボルト照明を接続すると故障します。 そのため電圧を落とすための変換器(ローボルトトランス)が必須となります。 また特にローボルトライトの変換器には容量があります。 容量以上の照明を接続することが出来ない、電圧降下(ケーブル等の電気抵抗により電圧が下がっていく現象)を考慮して必要な容量を計算する必要があるなど、専門的な知識が必要となります。 合わせてローボルト照明は必要な部材が多く、また配線コードも特殊(2本線が入っている)ため、コードの切断なども専用の工具を使うことを推奨しているなど、100V照明に比べて複雑になっています。 ■ローボルトライトのデメリットを解決する方法とは 先ほどご紹介したデメリットですが、要約すると「必要な部材が分からない」となります。 こちらを解決するための2点ご紹介します。 方法1:タカショー ローボルトプランナーを使う ただしローボルトのデメリットからDIYでの設置をあきらめるのはまだ早いです! 実はタカショーには、トーボルト照明のデメリットである「必要部材の確認」を解決する便利なシステムが用意されています。 それが「ローボルトプランナー」というシステムです。 必要情報を記入することで電圧降下まで計算して自動でなにが必要なのかが表示されます。 詳細は特集ページがありますので、下のバナーよりご参照ください。 またタカショー ローボルトライトの特集ページもございます。 設置方法まで解説しておりますので、よければこちらもチェックしてみてください。 DIYの強い味方!タカショーローボルトプランナーについて タカショー ローボルトライト特集 方法2:簡単設置可能な商品を選ぶ またもうひとつのデメリットを解決する方法が、簡単に設置できる商品を選ぶことです。 例えばアメリカ生まれのローボルトライト「バークレー」が対象となります。 タカショーやその他メーカー製品は、変圧トランスと本体・ケーブル以外にも細かな部品が必要になります。 しかしバークレーは変圧トランスと本体とケーブルがあれば基本的には設置可能です。(地中に埋設する場合はテープ等が必要) 接続方法も、本体についている端子でケーブルを挟み込むだけなので、細かい作業が苦手な方でも簡単に接続できます。 キロのショールームでも展示を行っており、設置までをブログでご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。 キロのエクステリアNEWS!:アメリカで人気の12Vガーデンライト『バークレー(BERKLEY)』展示スタート! >> ■おすすめのローボルトライト 主要メーカーのご紹介 タカショー ガーデンライト業界のトップメーカーです。豊富な製品選択と信頼性の高さが魅力。 一般の方でも使いやすいシステムも用意されており、当店でも最も売れるメーカーです。 タカショー ガーデンライト紹介ページに移動する >> リクシル(LIXIL) LIXILのローボルトシリーズである『美彩』。その魅力はなんといってもデザインです。 新しいコンセプトでデザインされた製品群は洗練された美しいデザインをしており、2015年には「グッドデザイン賞」を受賞。 そして2017年には世界的なデザイン賞である「IFデザイン賞」を受賞しました。 デザインだけではなく機能性ももちろん優れており、少し慣れが必要ですが見積もりシステムも用意されています。 リクシル ガーデンライト紹介ページに移動する >> バークレー アメリカ生まれのライトメーカー、バークレー。DIYの盛んなアメリカで支持されるだけあり、部品のシンプルさ・設置のしやすさはトップクラスです。 ただし複雑な配線になると応用がきかなくなってきますので、オプション部品の豊富なタカショー・LIXILに軍配が上がります。 ご家庭にいくつかのライトを自分で設置したい方におすすめのメーカーです。 バークレー ガーデンライト紹介ページに移動する >> 動画で紹介!12V照明 バークレー ■主なガーデンライトの役割・特徴について 一口にガーデンライトといっても、様々な種類があります。ここではガーデンライトの役割・特徴を簡単にご紹介します。 1:ポールライト型 ポールライトは地面から柱が立ち、光源を高くした照明です。高さ60cmほどのものから、高いものでは2mを超えるようなものもあります。 一般的には玄関回りのアプローチやお庭が暗いときに使うと効果的です。 また暗いときだけでなく昼間など太陽がでて明るいときにも存在感があるため、デザインやカラーバリエーションが充実している傾向にあります。 転倒などの危険があるため、設置はプロに任せることをお勧めします。 ポールライト型の商品を確認する >> 2:スポットライト型(アップライト型) スポットライトはピンポイントに光を当てたいときに使う照明です。 防犯目的のセキュリティライトもこのタイプが多いですが、植栽(シンボルツリー)を下から照らす「アップライト」などの使い方もおすすめです。 光の強弱や設置場所、絞り方によっても雰囲気が変わり、また影の出方も変わることから、演出照明についてはスパイク型や調光機能のついたタイプがおすすめです。 特に樹木は年月とともに成長します。成長に合わせてライティングを考えるのも楽しみの一つです。 スポットライト型(アップライト型)の商品を確認する >> 3:スタンドライト型 地面に置くタイプの照明です。そのまま地面に置くタイプだけでなく、ウッドデッキの上に置くなど自由度が高い事が特徴です。 ただし比較的光が弱い傾向にあるため、防犯やアプローチを照らすというよりも、演出を意図する方がよいと思います。 ソーラーライトもスタンドライト型が多い傾向にありますね。 マリンライト型やサンタなどのキャラクターを模したデザインなど、おしゃれな照明が多い点もポイントの一つです。 スタンドライト型の商品を確認する >> 4:フットライト型 フットライトは足元を照らす照明です。アプローチや階段周りに採用されます。大きな特徴としては、まぶしくないように光を下方向に照らしていることです。 ただしこの特性上、広範囲に光を照らすことが難しい傾向にあります。 目立たないデザインが多く、階段まわりの場合は壁に埋め込むタイプが人気です。また間接照明のような使い方をすることで、光をおしゃれに演出することができます。 機能と魅せ方という、設計側のスキルが問われる照明と言えるかもしれませんね。 フットライト型の商品を確認する >> ■まとめ ガーデンライトはお庭を構成する重要な要素の一つです。どんなライトをどのように当てるのか、照らされるとどのような印象になるのかを考えるだけでも楽しいものです。 これを機にガーデンライトをご検討いただければ幸いです。 ご不明点がございましたら、どうぞお気軽にキロへお問い合わせください。 ガーデンライト専門店のキロに移動する
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