22,000円以上(税込)お買い上げ、送料無料! 一部商品追加金額で工事対応可能

  • 0

      現在カート内に商品はございません。

22,000円以上(税込)お買い上げ送料無料!
一部商品追加金額で工事対応可能

フェンス

ルシアスフェンスF01型 2段支柱の施工T160(上段のみ)の施工事例

今回はYKKAP ルシアスフェンス F01型 2段支柱の施工T160(上段のみ)の現場研修に行きました。

そこで学んできた事や施工方法などを、ご紹介いたします。

今回の現場はすでに高さ600mmのフェンスが設置済みで、柱位置をずらして2段施工の上段を取り付ける施工内容でした。

お客様のご要望として、既存のフェンスに少し重なる様に設置してほしいとの要望でした。

最終打ち合わせをして早速施工スタートです。



1.柱の位置決め


まず、既存のフェンスの柱と干渉したり、周囲にある物や植物に干渉しないかを確認しながら柱の位置を決めていきます。

柱の位置決め



2.穴掘り


次に、柱位置が決まったら支柱を埋める穴を掘ります。
今回の施工方法が直接柱を地面に埋め込みする方法になりますので、柱位置に10~15センチの正方形の穴、深さ50センチ程の穴を掘っていきます。
その際に、使用する道具はコチラです。

穴掘り用の工具一覧

上2つは縦穴を掘る際に使用される「ホールディガー」、その下は穴底を転圧する道具「タンパー」、最後の道具はハツリの際コンクリートを細かく砕くときに使用する「バール」、道具の写真はありませんがハツリ工事を行う際に使う「ハツリ機」を今回の現場で使用しました。
※施工業者や施工内容によって使用する道具が異なります。

まずホールディガーで10センチ程度の深さまで掘り進めます。
穴掘りを少し体験をしましたが、土質が粘土質のため固くとても大変な作業でした。

穴を掘ったところ

ここから底下がブロックベースに当たるので、ハツリ工事を行いながら穴を掘っていく作業になります。
先程までは土でしたがコンクリートを削りながら穴を掘る作業は想像以上に大変な作業だと実感しました。
ハツリながら穴を掘り進めて3時間程度ですべての穴掘りが完了しました。
穴掘りだけでも合計4時間弱の時間を費やしました。
穴掘りはフェンスの基礎工事となるため、疎かにしてしまうと柱が倒れやすくなったりするためとても重要な工程になります。



3.柱の仮止め


次に、柱を仮止めをし水平に設置できるように調整する作業になります。
柱を実際に穴に入れて柱の長さや設置位置を仮止めしていきます。

大型電動カッター

柱の長さ調整に使う工具がこちらの大型電動カッターです。
今回の柱は2段施工用の柱のため通常の柱より太いため大型のカッターを使用します。
大型電動カッターで柱の長さを調整したら次に字柱を穴に入れ仮止めをしていきます。

柱の仮固定の様子

その際に柱が真っ直ぐに水平で設置しないとフェンス本体が設置できないためレーザー水平器で水平を確認して道具で仮止めをしていきます。



4.フェンス本体の取り付け


仮止めができたら、いよいよフェンス本体の取り付けです。
柱に中間継手を取り付け、中間部品にフェンス本体を乗せます。
フェンス本体と柱にズレがないか確認をし、上部の取り付け金具を取り付けします。
フェンスの枚数分を連続で繋げていき最後に端部キャップを取り付けてフェンス本体の取り付けは完成です。



5.モルタルを流し込み柱固定


最後に柱を固定するためにモルタルを穴に流し込む作業になります。
柱の位置を最終調整し、モルタルを作っていきます。

モルタルを練る様子

モルタルの材料は、セメント+砂+水を混ぜて作ります。
ただ同じ分量で混ぜるだけではなく、それぞれの分量を調整し施工にあったモルタルを作ることが大切です。
モルタルが完成したら穴に流し込み2~3日固まるまで放置して完成です。

柱をモルタルで固めたところ



6.完成


完成した写真はコチラになります。

フェンス完成(外観)

フェンス完成(内観)

お客様の御要望通りに、綺麗に既存のフェンスに重なって設置ができ無事施工ができました。



6.完成


今までフェンスの設置は素人の方でも可能だと思っていました。
フェンスの施工手順としては穴を掘り、柱を建てフェンス本体を設置して完成してしまうので施工内容としては難しい物ではなく比較的簡単な商品だと思い込んでいました。
しかし実際に施工体験してみると、穴を掘るにもハツリ工事をしながら穴を掘ったり、柱1本を建てるのにも周りに障害物がないかや水平に保たれているかを気にしながら施工をする必要があり、とても素人の方では施工できない内容だなと思いました。
フェンスのご購入を検討されている方は、DIYではなく施工業者様にご依頼されることを強くお勧めします。

最後にこのブログを見ていただき少しでもフェンスの取り付けの大変さや施工される方々の凄さが理解してもらえると嬉しいです。



今回ご紹介した商品はコチラ



カテゴリ一覧