昨年、当店にて人工芝<クローバーターフ>をご注文頂いた商品について、
発がん性は大丈夫なのか、という問合せがありました。
私も初耳だったのですが、「サッカー用の人工芝に使用する充填剤のゴムチップが、一部発がん性がある、とアメリカ政府が認めた」というニュースが発表されたそうです。
そのため、メーカーや当店に問合せが来たというわけです。
気になったので、メーカーに確認をしたところ、結論から言いますと、クローバーターフは充填剤を使用おりません。
充填剤とは、緩衝用として人工芝の根本に入れる「ゴムチップなどの細かい緩衝材」です。
スポーツ用人工芝では珪砂やゴムチップが充填剤として使用されております。
<充填剤の様子>
発がん性に関しては、スポーツ用人工芝の根本に充填する「ゴムチップ」が廃タイヤを使用していて、その廃タイヤに発がん性があると認めた、という内容です。
弊社の景観用人工芝『クローバーターフ』はスポーツではないため、充填剤不要のためゴムチップは一切使用しておりません。
また、クローバーターフ用の接着剤についても、接着剤メーカーの「安全データシート」に発がん性について記載があり、主成分としてはポリウレタンで、生産時に廃タイヤのゴムは使用しておりませんので、大丈夫旨が確認できております。
人工芝自体についてですが、現在有害物質に関する試験を行うよう手配を進めております(2016年4月現在)。
ただし主成分はポリエチレンで、生産時に廃タイヤのゴムは使用しておりませんので、おそらくは問題ないかと思います。
メーカー様の早急の対応への感謝と、お客様に安心して人工芝をお使いいただくために、人工芝情報を共有させて頂きます。