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カーポート

エクステリアにおける冬の雪対策 カーポート編

雪のイメージ


カーポートの冬の雪対策は、後から対応することよりも、購入時(設置する前)にするべきことが80%以上を占めます。
実際に購入する前に事前にチェックしておきたい内容について解説します。


積雪強度を持つカーポートを選ぶ


この内容は、一番シンプルかつ分かりやすいです。
雪にも耐えれるカーポートを選べば安心という訳ですね。

では、どうやって積雪強度のあるカーポートを選べばよいか。
チェックすべきポイントは耐積雪強度(耐積雪量)という表記です。

雪比重と重量について

雪の重さについて



YKKAPや三協アルミ、リクシルなどの大手メーカーのカーポート紹介に間違いなく記載されているスペックです。
この耐積雪強度は、20cm、50cm、100cm、150cm、200cmといった数字で示されます。
数字が大きい方が、積雪強度が高いことを意味します。

また積雪強度が高いほど、価格が高くなる傾向にあります。

200cmの商品となるとほとんどがセッパンカーポートとなります。
採光には期待ができなくなりますので、リビング前の設置は控えた方が良いかもしれませんね。

ちなみに東北地方や北海道などの雪が多い地域では、イナバ物置のガレーディアやヨド物置のラヴィージュ、カスケードのシャッター付きカーポートといった、ガレージの方が人気が高いようです。

積雪強度を持つカーポートを選ぶ


先ほども紹介した耐積雪強度を超えると、雪の重みに耐えかねてカーポートが破損する可能性があります。
そうなる前に、カーポートの雪下ろしをする必要があります。

ただしカーポートの上に登って作業する事はお勧めしません。

特に下記の写真に代表されるような、ポリカーボネート屋根のカーポートは、人が乗る事を前提としていません。
そもそも屋根パネルは、強風が吹くと飛ぶ構造になっているため、余計に屋根に登れないわけです。

雪おろしの様子

雪おろしの様子



ではどうするのか、一番おすすめなのが雪下ろし棒です。
T字の形をした棒で、屋根や脚立に上る事なく雪を降ろす事が出来ます。

当店で人気なのは、三協アルミのおっとせいGです。
価格は市販のものよりも高めですが、アルミ製なのでサビにも強く、カーポートをつくるメーカーが販売しているため、使い勝手が良いためです。
物置に1つ入れておくのも良いかと思います。

注意:雪下ろしの際、水をかけると雪が水を吸って重くなります。届かないからといって、絶対に水を掛けないで下さい。



サポート柱を付ける


サポート柱の有無について

サポート柱の有無について


サポート柱は、主に片側の2本足カーポートに取付するつっかえ棒のようなものです。
種類は大きく2つ。着脱式と固定式です。

意味は文字通り、サポート柱の取り外しができるか・できないかの違いです。
簡易的ではありますが、柱が4本になる事で高強度となります。

ただし設置場所によっては、車の出入りが困難になる場合があります。
こちらは後付可能なオプション品ではありますが、カーポートと同時施工にした方が工事代が安くなる傾向にあります。

設置場所を考える


以外に忘れがちなのが、カーポートの設置場所です。
雪が重たくなる一番の要因を知っていますか。それは固まった雪です。

そのため、可能であれば雪が融けやすい場所に設置をした方が良いですし、建物に近すぎる位置にカーポートがあると、建物の屋根の上で固まった雪が落ちてきて、それがカーポートに直撃して破損といった場合があります。

設置場所の良し悪しについて

設置場所の良し悪しについて


私も実際に破損の見積をしたことがありますが、複雑かつ何年も経っていると補修部材自体が確保できないといった事もあり、高額になりがちです。
特にお引越しされたばかりで、土地勘がないような方は注意が必要です。

まとめ


ここまでカーポートの雪対策についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

大雪はいつ起こるかわかりません。
雪が降った時に色々準備しようとしても、売り切れであったり、工事が間に合わない事もあります。

天災が起こってからではなく、起こる前に色々な知識を蓄えて備えたいものですね。


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