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雨水タンク DIY

雨水タンクの設置を後悔しない為に!自作のデメリットを紹介

2022/03/05 キロ

打ち水やガーデニングの水やり、災害時のトイレなどの水を確保する手段として注目されている雨水タンク。

ホームセンターで雨トイなどを購入し、自作しているという話をよく聞きます。 しかし、この方法はあまりおすすめが出来ません。なぜでしょうか。

   

理由1 できるだけゴミの少ない水を得るため

建物の屋根から雨が流れてくるときに、単純に雨水だけが流れてくるわけではありません。実際には枯れ葉や虫の死骸など、様々なゴミが混ざって入ってきます。

これらの対策として、現在市販されている雨水タンクには、集水器(取水器)が付いています。これは雨水を雨水タンクに流し込む際に分岐するための部材です。

またろ過装置としての機能があります。 ゴミを取り除き、適量の水を溜めるための機構を他の部材で自作するのは大変で、十分な機能が発揮できない場合があるので、自作には向かないという訳です。 

  

理由2 雨水タンクから水があふれないため

雨水タンクにただ雨トイを接続するだけですと、大量の雨が降ると水があふれてしまいます。これをオーバーフローといいます。

オーバーフローは雨水タンクそのものの破損を招いたりするので、極力起こさない方がよいでしょう。 


 実は先ほど紹介した取水器には、このオーバーフローを防ぐ機能があります。

雨水タンクが満タンになるまで水を溜める事が出来ないようにする」という仕組みです。


雨水タンクの水が一定量に達すると、水は通常通りに雨トイを降りてマスへと流れていきます。

これもまた自作で対応するのは難しいかと思います。特に市販の雨水タンクでも、設置方法を間違えるとうまくオーバーフロー機構が作動しないこともあります。

理屈を理解した上での取付が必要です。 内容を確認したい場合、タカショーの組立説明書を確認するのがおすすめです。

メーカーホームページでダウンロードをすることができます。

下記URLから「雨水タンク」と検索してみてください。


 

参考:タカショー CAD・取扱説明書データ ダウンロード


そもそも雨水タンクのメリットとは?

そもそも雨水タンクを設置する理由とは何でしょうか。実は自治体でも助成金制度がある地域があり、個人だけでなく社会的にもメリットがあるものとなっています。

例えば名古屋市の場合、「雨水流出抑制施設設置への助成金」として雨水タンクや浸透雨水マスが該当しています。


昔はため池や森林が雨を吸収していましたが、昨今は大雨が降ると直接下水道や河川に流れ、川の氾濫などの災害が発生する可能性が増えてきました。

そういった雨水の流出を抑制し、地域全体を守るという意味で雨水タンクを設置する事に大きなメリットがあります。


もちろん地域への貢献だけではありません。

例えば雨水を畑の水やりガーデニングに活用するなどの使い方が可能です。

また打ち水などをすることで、自然の涼を感じることができるでしょう。

車を洗う際に使用されているという方もおられます。


雨水タンクの水は飲み水として使うことは出来ませんが、災害時の生活用水として活用することが出来ます。

特にお手洗いなどの際に使う生活用水と、飲料水の両方を備えて置ける点は大きなメリットではないでしょうか。


もちろん雨水タンクの設置には費用がかかります。

ただし先ほどお伝えした助成金を使うことで、そのコストを減らす事が可能です。

例えば名古屋市の場合、設置費(材料費を含む)の3分の2に相当する金額と上限金額を比較して、低い方の金額(1基あたりの上限金額30,000円)が助成金となります。


この辺りはお住まいの地域や、申請時のルール等で変わります。

また期限があるものもありますので、まずはホームページ等で検索してみることをお勧めします。



最後に

雨水タンクの自作をおすすめしない理由を2つご紹介しましたがいかがだったでしょうか。どちらも取水器・集水器がキーワードとなっています。

この取水器・集水器の機能を自作することができるのであれば、雨水タンクの自作にチャレンジしてもよいかと思います。もし難しいと感じたなら、しっかりとしたメーカー品を選びましょう。


現在は雨水タンクの助成金を出してくれる自治体も多く、最大で50%以上負担をしてくれる地域もあります。

助成金を使えば、自作するのに比べても金額の差が出ないなんてこともあるかもしれません。

DIYにこだわる前に、メーカー商品を確認してみてはいかがでしょうか。


 

参考記事:雨水タンクの補助金について

名古屋市上下水道局 薄井流出抑制施設への助成制度を始めます(申請は令和4年6月1日より受け付けます)


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