柱・柱部品
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柱・柱部品とは、手すりの笠木(つかむ部分)を固定するために必要な部材の事です。
固定方法には様々な種類があり、設置方法に応じた最適な商品を選ぶ必要があります。
主な固定方法は下記の通りです。
●柱/湿式(埋込)タイプ・・・文字通り柱を地面に埋める方法です。ブロックの穴に取付する場合やタイル・石張りに固定する場合に採用することが多いです。すでにタイルやブロックが施工されている場合、コア抜きという特殊な工事が必要となります。
●柱/乾式(アンカー固定)タイプ・・・柱を埋めずにアンカーで固定する方法です。地面がコンクリートの場合に採用することが多いです。コンクリートは傾斜をつけていることが多く、柱がまっすぐ立つように調整をする必要があります。またコンクリートに厚みがないと強度が確保できないので、DIYで取付する際は注意が必要です。
●柱/側面取付タイプ・・・柱を階段などの側面に取付する方法です。アプローチ部分のスペースが狭い場合に採用することが多いです。ただし通常のブロックだと強度上問題があるため、取付には注意が必要です。
●壁付けタイプ・・・コンクリートの壁面に直接取付金具を付ける方法です。壁からの出っ張りによって種類があります。柱を建てる必要がないため地面の影響を受けないという特徴があります。道路と高低差がある土地(コンクリート土留めを採用している住宅)で採用される傾向にあります。
これらの設置方法を把握した上で、お家に合った柱・柱部品を選びましょう!
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