カーポートをDIYしようと検討している方へ
カーポートについては、設置後の安全面の問題や組み立てにコツが必要なことから、DIYは正直おすすめしておりません。
当店の姉妹サイトであるキロ工事専門店のようなショップで、施工のプロに工事込で商品を選ぶのが一番です。
また施主支給という形で、商品のみ用意して施工は知り合いの業者様にお任せするというのも手です。
とはいっても、最近ではプロ顔負けの工具を揃えており、自作したいという方が増えているのも事実です。
そこでここではあえて
カーポートのDIYにスポットを当ててご紹介を致します。
●カーポートをDIYで設置するメリット
まずは費用面です。DIYで設置することにより専門業者へ依頼する場合よりも費用を抑えることできます。
また、専門業者に依頼する場合、多くはメーカー既製品の設置になるため、メーカー規定以上の加工ができず当初の予定とは異なる形状での設置になることがありますが、DIYであればコストを抑えて自分好みのカーポートが作ることも可能です。
●カーポートの施工手順
まずは、カーポートの大きさを決めましょう。車の大きさ、台数に合わせて、高さやサイズを決めるとよいでしょう。取りつけたいカーポートが決まったら、次は取付位置です。屋根の幅・奥行が入るか、障害物はないか、お隣や道路の境界を越えていないか確認をしましょう。
確認ができたら商品を手配します。商品が届いたら、いよいよ組立です。まずは設置の位置出し、次に柱を建てるための基礎部分の掘削を行います。その後、柱から順に組立てていけば施工完了です。
●必要な工具
まず、カーポートの位置出しに必要な工具がメジャー、鉛筆です。柱の位置を確認し、取付位置に印をつけます。取り付け場所によっては、チョークライン・水糸が必要なこともあります。
次に柱の基礎位置を掘削するためのスコップ、組立の際には電動ドリル、加工が必要な場合はカッター、やすり等が必要になります。
工具だけではなく、モルタルを作るためのセメント、水、砂利などの材料の用意も必要となります。
必要工具は施工内容によって異なります。自身で一から設計してつくる場合、メーカーの既製品を買い組立工事のみ自分で行う場合等、工具を揃える前に必要なものをリスト化すること、使用する際は工具の取り扱いに十分気を付けることも大切です。
●カーポートDIYの注意点と失敗しないためのコツ
カーポートをDIYしたときやはり安全面が心配です。組立の際に工具で怪我をしたり、完成後にカーポートが倒れてきて車や人が下敷きになったりということも考えられます。
もちろんメーカー製の商品でも性能以上の風や雪が直撃した場合は上記のようなことも起こりえます。しかしながらメーカー製品は耐風性能や、耐積雪性能が定まっているため、ある程度の悪天候でも気にならないのではないでしょうか。
耐風性能や、耐積雪性能が定まっていないDIYでのカーポート施工は強風や豪雪時でより心配になりませんか?安全面での不安をなくしたいならメーカーの既製品で施工を専門業者へ依頼することも考えてみてはいかがでしょうか。
●DIYにおすすめのカーポートメーカーとは
品質が高く、価格を抑えたカーポートを選ぶのであれば、アルミメーカーの商品がおすすめです。
一般的なアルミエクステリアメーカーである、リクシル(TOEX)、YKKAP、三協アルミなどのメーカーなら、安心かと思います。
これらのメーカーのカーポートであれば、取付に必要なビスも付属しております。
またカットなどが必要なければ、設置の際の加工はほとんど必要ありません。
ただし、別の問題があります。商品の配送です。カーポートは部材の長さが5m以上になることがほとんどです。
この長さは通常の西濃運輸などの路線便では配送が出来ず、チャーター便扱いとなり、高額の運賃がかかります。
この問題を解決してくれるメーカーがYKKAPです。メーカーとキロの協力の元、ほぼ全国に商品配送をするネットワークを構築しております。
DIYをする理由のほとんどが予算の問題となりますので、この部分は非常に大きいですね。