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ショールーム・展示会

YKKAPを大特集!九州工場で見た!聞いた!を徹底紹介

2022/03/05 キロ
大手アルミメーカーの違いは一概には、わからないものです。特に、YKKAP、LIXIL(TOEX)、三協アルミ、四国化成などの一流アルミメーカーになると、カタログを見てもその違いは非常にわかりにくいです。

その疑問を解決するために、熊本県にあるYKKAPの九州工場に行ってきました! なぜ九州工場なのか。 それは、YKKAPの門扉やフェンスなどのエクステリア商材の多くは、九州工場で製造しているためです。

ここでしか見れない、聞けない情報を数多く持って帰ってきましたので、ご紹介をさせて頂きます!

 

1.YKKAPの歴史について

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YKKは、1934年(昭和9年)にファスナーの販売からスタートしました。   ここでいきなりですがクイズです。YKKとは何の略かを知っていますか。 答えは「吉田工業株式会社」の略です。

元々創業者の吉田忠雄さんが20歳まで勤めていたファスナーを取り扱っていた会社が倒産し、そのファスナー事業を引き継いだのが始まりです。

ちなみに、ファスナーは元々アメリカで生まれたモノとなります。 当時はアメリカからの仕入れておりましたが、アメリカから専用の製造機械を4台、当時の価格で1台当たり1,000万円で仕入れたそうです。

その当時の理念の一つに「原料から自社で作る事で、良質で安価な商品をつくる」とあり、機械を仕入れた事はこの一環です。

材料を仕入れ、その後は納得のいくまで開発を進める。 この想いがYKKがファスナーで世界一のシェアを誇るまでになった大きな要因でもあります。

今では、なんと工業機械そのものまで自社で生産するという徹底ぶり。 この考え方による高い品質は、サッシやエクステリアの商品にも息づいています。


YKKの住宅設備は、「サッシ」からスタートしています。これは、1959年のアメリカ視察でアルミのサッシメーカーを見学した事がきっかけだそうです。

ここからYKKハイサッシがはじまり、APという事業としてスタートしていきました。

ちなみにYKKAPはグループ会社となり、大きくは「ファスニング部門」「AP部門」「工機」の3つとなります。


ここでまた問題です。APとは何の略でしょうか。 答えは「Archtectual Products(アーキテクチュラル プロダクツ)」です。

私も英語は得意ではありませんが、建築製品という意味合いのようです。

その後、次々と生産拠点を増やしていき、現在では本社工場(黒部)、東北、四国、九州と生産拠点を増やしていきました。

現在では、ファスナーよりも、サッシなどの建築製品の方が、売り上げ構成としては大きくなっています。   


2.YKKAPの九州工場について

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<展示場の様子>


YKKAPの九州工場は、熊本県八代市にあります。目の前には八代海が広がり、総面積は10万坪もあります。

ここでは、主にフェンスや門扉、カーポートなどのエクステリア商品を製造しております。


※積雪地タイプの商品は除く。 また窓周り商品を集めた640m2の室内展示場だけでなく、エクステリアパークと呼ばれる「シーン」を意識した、屋外提案コーナー(展示スペース)は非常にわかりやすく、参考になります。


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<展示場の様子 その2>


ちなみにこの八代工場は、敷地周辺には400本の桜の木が植えられ、敷地内には200本ものヤシの木が植えられています。

また、テニスコートや池もあり、まさに公園の中の工場といった形です。 桜は八代市の名所になっており、春にはライトアップもするそうです。

気持ちよく仕事ができることで、良い商品につながる。そういう想いがあります。

この工場では、鋳造 > 押出し > 表面処理 > 切断加工仕上 > 完成 までをすべて行います。

材料(アルミ地金)のみ、海外から輸入しています。この地金は日本では製造をしていません。

アルミ地金は、ボーキサイトという素材に電気を流して作るそうなのですが、日本は電気代が高いため、作るのが難しいというわけです。

YKKAPの八代工場は、この「一貫生産」「自動化」と「自社製」にこだわり、それが高品質と低価格につながっています。 「メーカーに徹する」(モノづくりにこだわる)姿勢がYKKAPの真骨頂というわけですね。


3.工場の様子について

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<工場で製造している機能門柱の一部(展示)>


工場の様子は、あまり中身を詳しく伝えると、YKKAPの担当さんに怒られてしまうので、印象などを中心にお伝えします。

私もいろいろなメーカーの工場を見学してきましたが、YKKAPの八代工場は、材料製造の段階で、極端に人が少ない印象を受けました。

人の手や目で作業する部分を減らし、自社製造による機械化を推進しているのがその理由との事です。 これにより、高品質を維持しているんだなと感じる事が出来ました。


その中でも、人が作業する部分というのはもちろんあるのですが、その中で気になる標語を見つけました。

それが、『安全は別格です』 という言葉です。 安全第一、品質第一、顧客第一・・・など様々ありますが、安全だけは一度失うと二度と戻らない。

だからこそ徹底しなければならないという事だそうです。   また、フェンスなどの組立行程も見させて頂きましたが、作業場所が非常にきれいでした。

これは、ピカピカでオシャレな場所で作業しているという意味ではなく、整理整頓されているという意味です。

通路のスペースにも余裕があり、より安全かつ丁寧に仕事ができる環境となっていました。

その他、ここでは伝えられないのですが、コスト削減や自動化を行うための様々な創意工夫を見る事が出来ました。  

  

4.プロから見たYKKAPの評価

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<ほどよい目隠しとデザイン性の高さがポイント!>


ここまで、YKKAPの八代工場についてお伝えしましたが、実際にプロの方はどう思っているのでしょうか。実はこれを数値化した情報があります。

日経アーキテクチュア「採用したい建材・設備メーカーランキング2014」によると、 外構工事『門扉、フェンス、塀』部門においてトップになっています! 特に品質と意匠性が高評価となっており、YKKAPの製品力、メーカー力が認められたという証明といえるでしょう。

特にこの時期は、ネットショップキロでもい人気の「ルシアスシリーズ」が前面に出ている時期なので、おすすめです。

   

まとめ

YKKAPはメーカーとしてのプライドを持って、高品質かつ安価なエクステリア商材を作っている事が確認できました。

その中でも、


●良い仕事をするための環境を作り、生産者を大切にする。

●可能な限り自社製造、かつ自動化を目指す。


この2点はとても共感することができました。

このようなモノづくりの想いが、YKKAPの高品質かつ納得できる価格を実現しているのだと、改めて認識することが出来ました。 販売店としても、この想いを施工する職人さんやお客様にお伝えしたいですね!


当店で取扱いをしているYKKAPの商品はこちらから→https://www.merigraph.co.jp/m100000000072/





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