敷地の前、道路との境目に設置されているコンクリートの蓋、それを支えている断面がU字の溝がU字溝です。
主に雨の水を流すために設置される溝で、ところどころスチール製のグレーチングを使うことで、枯葉などの掃除を行うことができます。
このU字溝がないと、雨が降ったときに、すぐに道路の水が敷地に侵入してしまうでしょう。
ところで、このU字溝ですが、自分でも設置できることを知っていますか。
例えばお庭の排水や畑(ビニールハウスなど)、会社や工場などで、水たまりが頻繁にできて困るという時に、一番わかりやすく解決する方法の一つです。
しかし、このU字溝はとにかく重たい。コンクリート製なので、軽くても数十キロはあり、重機や複数人数での工事が必須となります。
これではなかなか手軽に設置とはいかないですよね。
そんな重量の問題を解決してくれる、DIY向けのU字溝があります。それがオオハシの再生プラスチック製U字路です。
一番の特徴は重さです。300L(300×200×1000mm)で約20kg、150S(150×150×1000mm)で約5kgですので、一人でも移動と設置が可能です。
一般的なコンクリート製U字溝は、150の同等サイズで40kg、300の同等サイズで115kgにもなります。 20%以下の重量に軽減されているという訳です。
再生プラスチックというと、強度を気にされる方も多いかと思います。
しかしオオハシのU字路なら心配ご無用です。なんと対候性は20年!!
もちろん社内調査といったあいまいなものではなく、JIS規格の対候性の試験を行い、対候性20年を認められています。
またプラスチックの劣化の原因の多くは紫外線です。適切な施工をすれば、日照面積はすくなく、長く使うことができるでしょう。
強度についても、適切なグレーチングを使用して、適切な工事を行うという条件はありますが、トラックの通貨も可能とのこと。
実際に私も実物を触ってみましたが、しっかりした作りでした。
また再生プラスチックの大きな特徴として、加工のしやすさがあります。正直コンクリートの加工は非常に手間です。
U字溝はコンクリートの塊ではないので、専用の電動工具や計算された施工が必要となってきます。
それに比べるとプラスチック向けののこぎりと市販のステンレス製ネジ、パッキンテープで対応が可能な上、見た目は気になるかもしれませんが、単純な受け方ができる点もポイントです。
最後に元々ある土に対する影響ですが、土壌を汚染するような物質は含まれておりません。
お庭や畑などに活用することを目的としているので当然ですね。
そもそも数十年でどうにかなるものではないためです。また耐強度としてはやはりコンクリートの方が上です。
また1個単価についてはコンクリート製の方が安いです。
そのため重機を持ってしっかりと施工できるプロはこちらを採用し、一部搬入が難しい土地や個人が作業するときにU字路を検討されると良いと思います。
適材適所、用途や目的を明確にしたうえで、商品を勉強し、希望にあった商品を選びましょう。